昨日、一気に8話観ちゃった❤
めちゃくちゃに面白い 視聴者を引っ張るセンスがとんでもなく高い
一巡目おわったばかりの感想を、わたしのtwitter(現・X)から改稿しつつ載せたい
一、
めっちゃ遅ればせながらネトフリ「サンクチュアリ」通しで視聴。役者さん全員が話数が進むにつれてボディが筋肉質になってきていてスッゴイびっくりした!
特に三話目からの小瀬の変わり様が凄かった。役者魂を見せてもらった。
染谷将太さんがとんでもなくステキだ、あと石原さん(役名)が可愛いかった🌟
一、
主軸となる猿桜が、ひどくイヤなヤツなんよコレが!
他者の真心を素直に受けとめることができない。素直に謝意を表すことができない。これが逆によかったのかもしれない。ねじまがった九州男児だのぅ(笑)。ラスト近くまで、この悪タレ鼻水小僧が続くw
でも、たまには素直なところもある。それが一話目の清水くんの説得に応じるところと
、素直さと純粋さを理解している静内が彼の「フランケン」との呼び名と肩たたきを許すところ・直後に龍貴の手を拒絶するところに如実に表現されている。
一、
新聞記者の飛鳥さん。
「聖域」を外部の立場から見せてくれる貴重な視点。ストーリーが進むにつれて飛鳥さんを通じて、観ている側を「聖域」に引きずりこんでくれる役割も果たす。あの女優さん、素敵でした!
一、
石原さんはいわゆる小兵で、いつもニコニコしている
猿桜(小瀬)にも陰ながら共感や理解を最初から示している
画面の和み担当だと思う そんな人がドラマ後半に自分よりも遥かにデカい力士を制するシーンでは
思わずPC前で、わたしは拍手と歓声!
一、
君は土俵で生きるべき人間だ
その足は 逃げるためにあるんじゃない
土俵を踏むためにあるんだ
一、
猿岳さんの端正っぷりと「もっとカッコよく撮れよ!」と怒鳴ったところ
思わず「そこ!?」と大声が出てしまった
彼の無修正シャワー浴びる動画は、わたしも欲しいwww
一、
猿将部屋に当たりがキツい犬嶋親方のエピは第一話から出てくる
一般的に男の嫉妬は女のそれよりも激しくて陰湿だと痛感するわ(笑)
一、
地元の寄席に来てくださった噺家さんで「最近、サンクチュアリに嵌っている。すっごくいいです!」と仰っていらしたのは月亭希遊さんだったか。違ったら訂正するw
観てよかった!
正統派の青春王道モノ。ある意味でベタなクスグリも全く違和感がなかった。
一、
あのドラマで一番、救われていく姿を観たかったのは龍貴さん。
いつも吐くほどの緊張感に襲われながら土俵や会見をこなしていく彼は、味方になる人が誰もいなくなる。愛でも義務でもなんでもいい、龍貴に寄り添ってくれる人が現れて欲しいと願わずにはいられない。
一、
静内のまなざしがやさしい。
特に羅臼の、幼い頃に過ごしていたアパートに入るところ。
それが土俵の上にひとたび立つと、まるで鬼かと見まごうばかりに豹変する。元力士の方がキャスティングされている。凄い存在感があって、まさにラスボス!それしか形容の仕様がない。
一、
静内の母親について。
まるっきりダメ親だけど、時折は良き母でありたかったこころが非常に切なかった、自分に激しくダブった。本心での彼女は死にたくなかったと思う。だから苦悩の末に静内弟と心中する場面では涙とまらんかった。誰にでも静内の母親のように最悪の事態を選んでしまう因子はあるのだと感じる。
その意味で猿桜の母親は我儘勝手だけど生命力が強くて素晴らしいw
龍貴の母親が心のこり。でも、あれはあれで精いっぱいの「おかあさんとしての取れる行動」だったのだろう。善悪は別として。
(モラハラ三昧の亭主が原因だと思うが/汗)
一、
劇中のキャバ嬢は、なにもかもがわたしを呆れさせた某にそっくりだった。あんな人間がリアル社会に存在しているのかと思った。今でも、そのショックは癒えていない。
金好き、ブランド好き。自分の見せ方をよくよく知っている。計算高い。表立って「愛と感謝」連呼する人間がリアルで体現してるなんて一切ない。
おのれのトロフィーになる存在が好き。自己顕示欲と承認欲求、金銭欲の塊り。最後に出てこんでええっちゅうの。
一、
続編があるならば観たい!
でも、あのドラマはホントに身体造りが大変だと思うの! それに、小指懸垂のシーンのために六か月かかったという……小指と親指の腕立てシーンだけでも観てるほうは
「絶対リアルじゃないでしょ!」って、思ったもん。
でもたしかに、あのラストは衝撃だった……。