いまだに余韻……
ラストシーズンは最初から最後まで息もつかせぬほどの場面の連続だった
ひとことで言って「世紀に残る、とんでもなく凄い」作品だと思う
けど
エリオットの過去に「●●な虐待を受けていた」を忍ばせる意味は、あったのだろうか……
あの回のベラが、とんでもなく憎い基地外キャラに思える
そしてまた、カウンセラー女性(名前は割愛w)も被害者ぶっているが
なんだかんだ言って自分の患者を「売った」ことには変わりないのではないだろうか
ただ人間というものは恐ろしく弱いもので みずからの命が掛かっていれば簡単に親兄弟も友人も配偶者も我が子も
売れるのかもしれない
そのあたりもシーズン1から描写にシラケる部分が一切なかった
それに「ベラ」というネーミングには「真実を暴く」暗喩があるらしい
ともかく、あのシーンのクリスチャン・スレ―タ―の台詞
「もう守れない」
ここは後世に残しておいていただきたい演技だと思う!
そのあとに心が折れ果てたエリオットさんを観ていて わたしも泣いてしまった
それと
誰しもが、なにか耐えきれないほどのストレスがかかったときに「みずからを防御する」のは至極当然のこと
なのでそこに罪悪感を感じる必要なんてなにもない
あのドラマはキャラクターそれぞれが二律背反する自分自身に苦しみ
それぞれの救いを求めた姿を描いているのかもしれない
結果が他者から害されるかみずからを害するかの違いでしかなくて ですね
個人的にシーズン4でレオンの台詞がいまだに痺れるもののひとつ。
さよならを言うところで
「じゃあ、次のエピソードで」
なんという小洒落た気遣いなのだろう